2017年7月26日水曜日

7月26日(水)10日目 ヴィラマリア高校(VMC)登校初日

今日から姉妹校であるヴィラマリア高校(Villa Maria College)で授業を受けます。

久しぶりに制服を着て登校です。
登校中は「どうしよう」「ドキドキする〜」「話せるかな〜」
と、 バディや授業に対して心配、不安な声がたくさんあがりました。



ヴィラマリア高校の門の前で、ニコラ先生がお子さんと一緒に出迎えてくれました。



ついにやって着ました!
ヴィラマリア高校(VMC)に初登校です。



中に入ると、広々としたロビーがありました。



その後ミーティングルームに案内され、ヴィラマリア高校の国際交流室長、トニー先生がオリエンテーションをしてくださいました。
トニー先生が「ニュージーランドについてどれくらい知っているかな。」と質問してくれたのに対して、知っているはずなのに、なかなか声が出ません。手を挙げれません。
初日なだけに、みなさん緊張していましたね。

ヴィラマリア高校の概要を説明した後、校内を案内してくださいました。





ウィラマリア高校では、4つの外国語(日本語含む)がこの青い建物で学べるそうです。



こちらが、ランチを買える場所です。





そしていよいよ!バディに対面です。
対面する直前、昨日ニコラ先生に教えてもらった英語での会話集を入念にチェックする研修生たち。





そして1人ひとり呼ばれ、バディと対面しました。



今回はバディが各研修生につき2人おり、全員が日本語の授業を選択している高校1年生です。研修生はバディのどちらかの授業を、これから一緒に毎日受けることになります。

ヴィラマリア高校はVertical Group(日本のホームルーム)があり、生徒が授業ごとに教室を移動します。休み時間は毎回、たくさんの生徒が移動しています。
1日に授業は5つあり、選択科目によっては、授業がない時限もあります。授業がない時限の時には、図書館などで宿題をしたりして過ごしています。

上のバディたちとの写真を撮ったときは、一緒に授業を受けた、お昼ごはんの後です。
「先生、英語が速すぎてわからないです」研修生が打ち明けてくれました。初めての英語だらけの環境で、みなさん戸惑っているようですね。

今日は水曜日でSports Day(学校で放課後にスポーツをする日)のため、早めに授業が終わり、夕ご飯の時間まで、フリータイムとなりました。
最寄りのスーパー、ニューワールドに朝ごはんなどの買い出しに行きました。



教員が買い出しを終えるまで待ってくれ、荷物を持ってくれる優しい2人。



今日の夕食も、大学のカフェテリアです。



"Just a little"(ほんの少し)自分の言葉で、自然と言えています。



今日の夜のミーティングは長く、45分間も今日の気づき、感想を話していました。




「英語が1番わからない日でした。
 最初はわかったけれど、後になるほどわからなくなりました。」

上のコメントの後、「自分もそう思う人」と教員が聞いたら、一斉にほぼ全員が手をあげました。

「最初は緊張しすぎて、心臓が口から出そうでしたが、バディにたくさん質問したら
 よく聞いてくれて、『何でも聞いて』と言ってくれました。優しかったです。」
「授業中、みんなパソコンを使っているから、何をしたらいいかわからなかったです。
 机の配置が日本と違って、先生の方を見るには後ろを振り向かなくちゃいけないです。
 生徒はロングヘアが多くて、ファッションに気を使っていてかっこよかったです。
 今日は"um-"(えっとー)を連発しました。」

「英語ばかりの世界の中に入ったら、怖くなりました。
 何を話しているかは最後まで聴いたらわかるけど、瞬間瞬間がわかりません。
 パニックにもなりました。でも向こうから話しかけてもらって嬉しかったですし、
 単語をもっと勉強すべきだと思いました。日本語が思った以上に上手でした。」

「全然聞き取れませんでした。言語が違うってこんなに大変なんだと感じました。
 バディが『お腹が空いた』と言って、私が『私も〜』と言ったら、
 お菓子をくれて、一緒に食べました。昼食も美味しかったです。」

「授業では、先生の話すスピードが速すぎてわからなかったです。
 バディは『理解できなくてもいいよ』と言ってくれました。
 体育の授業で、『ATPって何でしょう?』と先生に質問されたとき、
 私が『アデノシン』って答えたら正解だったみたいで、嬉しかったです。」

「バディたちの話している内容が全然わからなくて、ノリに合わせて楽しくしていたら、
 私がわからないことを察してくれて、たくさん質問してくれました。
 演劇の授業が大変で、指名されたら突然演技が始まるのでびっくりしました。
 そこからヴィラの生徒たちが、まだ芝居を続けているのか、 現実の話なのか、
 区別がつかなくて混乱しました。演じ続けたらいいのかどうかわからなくて。
 劇には台詞があって、自分なりに頑張って身振り手振りで演じてみたら、
 他のみんなには伝わって、表現は言葉がなくても伝わるものだと感じました。
 3週間は短すぎます。ずっとここにいたいです。」

これまでになく、大量の英語のシャワーを浴びている研修生のみなさん。
残り12日間で、どれだけレベルアップするのでしょうか。

Go for it, girls!!

 

では、本日の研修生のコメントです。

「今日はヴィラマリア初日でした。バディと会うまではとても緊張していましたが、
 たくさん話しかけてくれて嬉しかったです。
 5時間目はバディの授業がなかったので、図書館の奥にある自習できるところで
 話していました。2人きりになると3人でいる時よりももっと緊張して、
 うまく話を切り出せませんでしたが、私が英語で日記を書いているのを見て、
 『読んでもいい?』と聞いてくれて、そこからたくさん質問してくれました。
 いろんなことを1時間丸々話せて、とても楽しかったし、勉強になりました。
 初対面の人と英語でここまで話せるようになるなんて思いませんでした。
 話したいことがたくさんあったけど、どうやって伝えたらいいのかわからなくて、
 少し悔しかったです。明日は今日よりもっと話せるようになりたいです。」(I.M.)