8月9日午前8時35分、予定時間よりも30分早く関西国際空港に到着しました。
クライストチャーチから大阪まで、約17時間の長いフライトの後、研修生8名、教員2名、無事に到着することができました。
保護者のみなさま、校長先生、杉江先生、JTB横店さんにお出迎えいただきました。
ありがとうございました。
解団式が行われ、まずは校長先生から挨拶がありました。
「みなさんのブログを拝見しました。素晴らしい経験をされましたね。
これらの経験を記憶とともに褪せてしまうのではなく、
ぜひ何かに生かしてください。」とお話していただきました。
その後、教員2名もそれぞれ挨拶をしました。
「みなさん、随分英語が話せるようになったなと思った3週間でした。
さっきの入国審査のときも『思わず "Thank you" "Sorry"と言ってしまいそうだ』
という声を聞いて、5月に行った面接のときよりもずっと成長していることを
感じました。それぞれこの経験を今後に生かしてください」
「みなさんは英語を話すことだけではなく、集団で生活する上で協力し合う姿勢、
料理や時間を守るなどの生活スキルなど、多くのことを学び、
身につけることができましたね。私もみなさんの成長を肌で感じています。
本当によく頑張りました、自分に誇りを持ってください。」
解団式の後は、嬉しい家族との3週間ぶりの再会。
いろんなお土産話に花が咲いていました。
研修生を保護者のみなさんの元に無事お返しできて、
われわれ引率教員も教員もホッとしています。
研修生のみなさんは、この研修で英語力、異文化への理解、
コミュニケーションをするための積極性を身につけるだけでなく、
共に協力し合って生活することを学ぶことができました。
特に、何か困った出来事があったときに、
すぐにお互いに声をかけ、助け合う姿勢は素晴らしいチームでした。
アクティビティのとき、単独行動をすることは決してなく、
常にチームで動くことができていたと思います。
素晴らしい研修生たちと、素晴らしい現地スタッフのサポートのおかげで、
最高の研修となったと心から思っています。
このブログ執筆は、引率教員2名で一緒に、毎晩の点呼が終わった後に行っていました。
毎日笑顔で成長する研修生たちの様子をお届けできるのは、大きな喜びでした。
ご愛読いただき、ありがとうございました。
2017年8月11日金曜日
8月8日(火)23日目 ニュージーランド出国・シンガポール観光
8月8日の朝8時20分、SCCキャンパスを後にしました。
来た時よりも重くなった荷物を抱えて、アディルさんの運転してくださるシャトルバスに乗ります。ニコラ先生と三男のニコラスも迎えに来てくれました。
バスが出発する時、研修生や教員は「ありがとうSCC」"Thank you, Sonoda"と口々にキャンパスに向かって声をかけていました。この3週間で大変お世話になり、たくさんのものを得ることができたこの場所を離れるのは寂しいものです。
空港にはニコラ先生に加え、ヘンク先生が駆け付けてくださいました。
ゲートが開く時間までにおしゃべりをしているみなさん。
ニコラ先生とヘンク先生とはすっかり仲良くなり、話題が絶えません。
お土産を追加で買ったり、飛行機用の枕を買っている研修生もいました。
そして最後には、ニコラ先生、息子のニコラス、ヘンク先生と一緒に記念撮影!
出国審査のゲートの前で、ニコラ先生は研修生全員をハグしてくれました。
"You guys are the best group, come back!"
(あなたたちは最高のグループだったわ、戻って来てね!)
と声をかけてくれました。
ヘンク先生とも握手をしたり、ニコラスとハイタッチをしたりして、出国審査に向かいました。
出国審査のときも、搭乗ゲートの前で待っているときも、
「帰りたくない」
「(出国ゲートの前まで)戻っちゃダメですか?」
と口々に研修生たちは言っていました。
ニュージーランドで過ごした日々が、心から楽しかったからこそ、出てくる言葉ですね。
名残惜しさをそれぞれ感じながら、9時50分にニュージーランドを出発しました。
長い10時間のフライトの後、2度目のシンガポール空港に到着です。
ここからは夏なので、みなさん一気に軽装になりましたね。
クライストチャーチとの時差は4時間、時計の時間を巻き戻しました。
このとき現地時間は18時です。(ニュージーランドでは22時!)
空港を出ると蒸し暑い空気です。
シンガポールを案内してくださる、JTBガイドのYoko(ようこ)さんが迎えに来てくれました。(下の写真の左に写っている女性です)
バスに乗って、約4時間半かけてシンガポールを観光しました。
赤道直下に位置する、夏しか季節がないシンガポール。
Yokoさんは早速、ペットボトルの水を全員に配ってくれ、シンガポールは自然資源が少なく、水はマレーシアから買っていること、水が無料の国は世界の中では珍しいことを説明してくれました。日本は資源があり、とても豊かな国であることを知ることができました。
シンガポールの住民は大半がアジア系で、なんと3分の1が外国人だそうです。
公用語は英語、タミル語、マレー語といろいろありますが、基本は英語です。
観光バスの外を見ると、20階建以上の高層ビルが並びます。すべてアパートだということに研修生たちは驚いていました。「土地が限られているため、空間を利用するしかない」とYokoさんは説明してくれました。住宅は一軒家が多いニュージーランドとは対照的ですね。
バスの外にはなんと高級車が走っています。バスの前の車は灰色のフェラーリでした。
ランボルキーニも走っていることもあり、外のタクシーはよく見るとベンツでした。
日本車も多く、日本の普通車がシンガポールでは800〜1000万円で売れるそうです(!)自国で製品を作っている日本やニュージランドとは違い、シンガポールは輸入に頼っている国です。
そんなシンガポールは明日(8月9日)で独立して52歳の誕生日を迎えます。
今日(8月8日)は、建国記念日(祝日)の前日なので、学校も職場も午前中で終わるそうです。街の警察署にも"Happy Birthday Singapore"と大きくメッセージを書いてある布が掲げられていました。
そして夕食には中華料理を食べました。
今回は特別に水をレストラン内に持ち込んでいいことになっています。
(普段は不可で、水が欲しい時は有料て注文することになります)
実は機内食を2時間ほど前に食べたばかりなのですが、美味しかったので、研修生たちはたくさん食べていました。
夕食の後は、大観覧車シンガポール・フライヤーに乗りました。
こちらの大観覧車は、日本の技術が深く関わっています。日本人の黒川紀章建築都市設計事務所がデザインを担当し、乗客が乗るカプセルも日本企業の三菱重工が製作を担当しました。
高さが165メートルもあり、1周するには30分かかります。
乗り込むために、エスカレーターで上にあがります。
カプセル搭乗口の近くにて。
1つのカプセルの定員は28名。
360度ガラス張りのカプセルからは、美しい夜景を見ることができました。
ガイドのYokoさんも一緒に。
地上165メートルの夜景を満喫した後は、
シンガポール名物、マーライオンを見に行きました。
シンガポールは「獅子の街」と呼ばれており、その由来はある伝説からきています。
マレーシアの王子が島(現シンガポール)を見つけた際に「獅子を見た」ことからきているそうです。(ガイドのYokoさんは「ここは実際には獅子は生息していないんですけどね(笑)」とおっしゃっていましたが…)
こちらのマーライオン、マリーナベイの金融街を背にして立っていまして、「街に邪気が入らないように、お金を守っている」 という風水の観点からの意味も込められているそうです。
ライトアップショーも行われており、とても美しかったです。
たくさん写真を撮った後は、Yokoさんと談笑しました。
20年近くシンガポールにいる方なので、いろんなことを教えてくれました。
(写真では真っ白に写ってしまいましたが、後ろがマーライオンです)
大都会の美しい夜景を見るのは貴重な機会でした。
今回のシンガポール観光は、高校SCC研修では初の試みでした。
ニュージーランドとは対照的な国を見ることは、研修生たちにとって良い機会だったと思っております。
シンガポール空港に戻り、出国手続きをしたときには22時を回っていました。SCCキャンパスを出発してから、20時間ほど活動し続けていたことになります。研修生たちは疲れていながらも、空港内を集合時間まで元気に散策していました。みなさん、さすが高校生ですね。
来た時よりも重くなった荷物を抱えて、アディルさんの運転してくださるシャトルバスに乗ります。ニコラ先生と三男のニコラスも迎えに来てくれました。
バスが出発する時、研修生や教員は「ありがとうSCC」"Thank you, Sonoda"と口々にキャンパスに向かって声をかけていました。この3週間で大変お世話になり、たくさんのものを得ることができたこの場所を離れるのは寂しいものです。
空港にはニコラ先生に加え、ヘンク先生が駆け付けてくださいました。
ゲートが開く時間までにおしゃべりをしているみなさん。
ニコラ先生とヘンク先生とはすっかり仲良くなり、話題が絶えません。
お土産を追加で買ったり、飛行機用の枕を買っている研修生もいました。
そして最後には、ニコラ先生、息子のニコラス、ヘンク先生と一緒に記念撮影!
出国審査のゲートの前で、ニコラ先生は研修生全員をハグしてくれました。
"You guys are the best group, come back!"
(あなたたちは最高のグループだったわ、戻って来てね!)
と声をかけてくれました。
ヘンク先生とも握手をしたり、ニコラスとハイタッチをしたりして、出国審査に向かいました。
出国審査のときも、搭乗ゲートの前で待っているときも、
「帰りたくない」
「(出国ゲートの前まで)戻っちゃダメですか?」
と口々に研修生たちは言っていました。
ニュージーランドで過ごした日々が、心から楽しかったからこそ、出てくる言葉ですね。
名残惜しさをそれぞれ感じながら、9時50分にニュージーランドを出発しました。
長い10時間のフライトの後、2度目のシンガポール空港に到着です。
ここからは夏なので、みなさん一気に軽装になりましたね。
クライストチャーチとの時差は4時間、時計の時間を巻き戻しました。
このとき現地時間は18時です。(ニュージーランドでは22時!)
空港を出ると蒸し暑い空気です。
シンガポールを案内してくださる、JTBガイドのYoko(ようこ)さんが迎えに来てくれました。(下の写真の左に写っている女性です)
バスに乗って、約4時間半かけてシンガポールを観光しました。
赤道直下に位置する、夏しか季節がないシンガポール。
Yokoさんは早速、ペットボトルの水を全員に配ってくれ、シンガポールは自然資源が少なく、水はマレーシアから買っていること、水が無料の国は世界の中では珍しいことを説明してくれました。日本は資源があり、とても豊かな国であることを知ることができました。
シンガポールの住民は大半がアジア系で、なんと3分の1が外国人だそうです。
公用語は英語、タミル語、マレー語といろいろありますが、基本は英語です。
観光バスの外を見ると、20階建以上の高層ビルが並びます。すべてアパートだということに研修生たちは驚いていました。「土地が限られているため、空間を利用するしかない」とYokoさんは説明してくれました。住宅は一軒家が多いニュージーランドとは対照的ですね。
バスの外にはなんと高級車が走っています。バスの前の車は灰色のフェラーリでした。
ランボルキーニも走っていることもあり、外のタクシーはよく見るとベンツでした。
日本車も多く、日本の普通車がシンガポールでは800〜1000万円で売れるそうです(!)自国で製品を作っている日本やニュージランドとは違い、シンガポールは輸入に頼っている国です。
そんなシンガポールは明日(8月9日)で独立して52歳の誕生日を迎えます。
今日(8月8日)は、建国記念日(祝日)の前日なので、学校も職場も午前中で終わるそうです。街の警察署にも"Happy Birthday Singapore"と大きくメッセージを書いてある布が掲げられていました。
そして夕食には中華料理を食べました。
今回は特別に水をレストラン内に持ち込んでいいことになっています。
(普段は不可で、水が欲しい時は有料て注文することになります)
実は機内食を2時間ほど前に食べたばかりなのですが、美味しかったので、研修生たちはたくさん食べていました。
夕食の後は、大観覧車シンガポール・フライヤーに乗りました。
こちらの大観覧車は、日本の技術が深く関わっています。日本人の黒川紀章建築都市設計事務所がデザインを担当し、乗客が乗るカプセルも日本企業の三菱重工が製作を担当しました。
高さが165メートルもあり、1周するには30分かかります。
乗り込むために、エスカレーターで上にあがります。
カプセル搭乗口の近くにて。
1つのカプセルの定員は28名。
360度ガラス張りのカプセルからは、美しい夜景を見ることができました。
ガイドのYokoさんも一緒に。
地上165メートルの夜景を満喫した後は、
シンガポール名物、マーライオンを見に行きました。
シンガポールは「獅子の街」と呼ばれており、その由来はある伝説からきています。
マレーシアの王子が島(現シンガポール)を見つけた際に「獅子を見た」ことからきているそうです。(ガイドのYokoさんは「ここは実際には獅子は生息していないんですけどね(笑)」とおっしゃっていましたが…)
こちらのマーライオン、マリーナベイの金融街を背にして立っていまして、「街に邪気が入らないように、お金を守っている」 という風水の観点からの意味も込められているそうです。
ライトアップショーも行われており、とても美しかったです。
たくさん写真を撮った後は、Yokoさんと談笑しました。
20年近くシンガポールにいる方なので、いろんなことを教えてくれました。
(写真では真っ白に写ってしまいましたが、後ろがマーライオンです)
大都会の美しい夜景を見るのは貴重な機会でした。
今回のシンガポール観光は、高校SCC研修では初の試みでした。
ニュージーランドとは対照的な国を見ることは、研修生たちにとって良い機会だったと思っております。
シンガポール空港に戻り、出国手続きをしたときには22時を回っていました。SCCキャンパスを出発してから、20時間ほど活動し続けていたことになります。研修生たちは疲れていながらも、空港内を集合時間まで元気に散策していました。みなさん、さすが高校生ですね。
8月7日(月)22日目 帰国準備・修了式
帰国後となってしまいましたが、
更新がまだだった22日目〜24日目の様子をこれからお届けします。
8月7日は、午前中〜夕方まで、出国準備のためのフリータイムでした。
研修生たちは、教員に出国準備の点検(自室と公共場所がきれいに片付き、出国できるか確認)をしてもらってからなら、自由行動をしてもいいというルールにしていました。
昨夜から一生懸命、自室を清掃していた研修生たち、今朝も片付けをがんばっていました。声を掛け合って廊下に掃除機をかけたり、分担してキッチン・シャワー室・トイレを掃除していました。
教員が様子を見に10時ごろ、研修生たちがいる2階に行ったら「先生、点検してください!」と口々に言い、11時過ぎには全ての点検が終わってしまいました。
点検が終わるやいなや、リカトンモールに向かう研修生たち(笑)みなさん、時間の使い方が本当に賢くなりましたね。
17時45分より、クライストチャーチ市内のレストランにてVMCの修了式が行われました。ヴィラマリア高校国際交流室長のトニー先生とニコラ先生が来てくださいました。
トニー先生は挨拶にて、
「みなさんを迎えることができ、とても光栄です。ヴィラマリア高校の生徒たちも、
みなさんと関わることは素晴らしい体験だったと思います。」と話してくださいました。
そして一人ずつ修了証が手渡されました。校長先生のサイン入りです。
全員が修了証を受け取ったのち、団長が英語で挨拶をしました。
「このVMCで、私たちは英語を話す積極性と、
わからないことを質問し続ける大切さを身につけました。
この経験を生かし、これからも積極的に挑戦していきます。」
この団長の挨拶を聞き、
「なんて素晴らしい!」とトニー先生、ニコラ先生から褒めていただきました。
毎日英語で授業を聞き、現地の生徒・先生たちと英語で話し続けたVMCの8日間。
研修生にとっては毎日が挑戦だったと思います。
私たち教員は、研修生たちの成長を肌で感じていました。
英語がわからなくても聞き続け、何度でもバディや先生に質問し、話し続けたみなさん。
がんばる研修生をとことんサポートしてくれたバディと先生方、スタッフのみなさまには感謝しかありません。
ヴィラマリア高校での経験は、かけがえのないものです。
ヴィラマリア高校とのご縁があって、本当に幸せだと研修生、教員共に心から思っております。
トニー先生が「ニュージーランドのどこが楽しかったですか」と聞くと、
研修生が口々に話してくれました。
「VMCでの毎日」
「コワイブッシュでのジェットボード、乗馬などの自然体験」
「素敵なバディに出会えたこと」
自然、文化、素晴らしい人との出会い、ニュージーランドで体験したこと全てが研修生にとっては大切な思い出です。
晩ごはんは、美味しいハンバーガーや白身魚のフライ、ステーキをチップスと一緒にお腹いっぱいいただきました。
更新がまだだった22日目〜24日目の様子をこれからお届けします。
8月7日は、午前中〜夕方まで、出国準備のためのフリータイムでした。
研修生たちは、教員に出国準備の点検(自室と公共場所がきれいに片付き、出国できるか確認)をしてもらってからなら、自由行動をしてもいいというルールにしていました。
昨夜から一生懸命、自室を清掃していた研修生たち、今朝も片付けをがんばっていました。声を掛け合って廊下に掃除機をかけたり、分担してキッチン・シャワー室・トイレを掃除していました。
教員が様子を見に10時ごろ、研修生たちがいる2階に行ったら「先生、点検してください!」と口々に言い、11時過ぎには全ての点検が終わってしまいました。
点検が終わるやいなや、リカトンモールに向かう研修生たち(笑)みなさん、時間の使い方が本当に賢くなりましたね。
17時45分より、クライストチャーチ市内のレストランにてVMCの修了式が行われました。ヴィラマリア高校国際交流室長のトニー先生とニコラ先生が来てくださいました。
トニー先生は挨拶にて、
「みなさんを迎えることができ、とても光栄です。ヴィラマリア高校の生徒たちも、
みなさんと関わることは素晴らしい体験だったと思います。」と話してくださいました。
そして一人ずつ修了証が手渡されました。校長先生のサイン入りです。
全員が修了証を受け取ったのち、団長が英語で挨拶をしました。
「このVMCで、私たちは英語を話す積極性と、
わからないことを質問し続ける大切さを身につけました。
この経験を生かし、これからも積極的に挑戦していきます。」
この団長の挨拶を聞き、
「なんて素晴らしい!」とトニー先生、ニコラ先生から褒めていただきました。
毎日英語で授業を聞き、現地の生徒・先生たちと英語で話し続けたVMCの8日間。
研修生にとっては毎日が挑戦だったと思います。
私たち教員は、研修生たちの成長を肌で感じていました。
英語がわからなくても聞き続け、何度でもバディや先生に質問し、話し続けたみなさん。
がんばる研修生をとことんサポートしてくれたバディと先生方、スタッフのみなさまには感謝しかありません。
ヴィラマリア高校での経験は、かけがえのないものです。
ヴィラマリア高校とのご縁があって、本当に幸せだと研修生、教員共に心から思っております。
トニー先生が「ニュージーランドのどこが楽しかったですか」と聞くと、
研修生が口々に話してくれました。
「VMCでの毎日」
「コワイブッシュでのジェットボード、乗馬などの自然体験」
「素敵なバディに出会えたこと」
自然、文化、素晴らしい人との出会い、ニュージーランドで体験したこと全てが研修生にとっては大切な思い出です。
晩ごはんは、美味しいハンバーガーや白身魚のフライ、ステーキをチップスと一緒にお腹いっぱいいただきました。
2017年8月7日月曜日
【保護者のみなさまへ】 8月9日(水)お迎えのご案内
研修もあと残りわずかとなりました。毎日元気に活動しております。
帰国に際してお迎えに来られる保護者の方は、以下をご覧ください。
研修生は8月8日(火)の朝にクライストチャーチを発ち、日本に向かいます。
フライトスケジュールは以下の通りです。時間はすべて現地時間となっております。
8月8日(火)
10:50 クライストチャーチ国際空港発(SQ298便)
17:40 シンガポール空港到着・入国・市内見学開始
22:00 シンガポール出国
8月9日(水)
01:25 シンガポール空港発(SQ618便)
09:05 関西国際空港着
10:00 解団式
※上記の時間は、 着陸予定時刻です。
その後、入国手続きなどを経て、到着ロビーにて解散します。
もし確認されたい場合は「関空発着案内電話」(072-455-2500)をご利用ください。
帰国に際してお迎えに来られる保護者の方は〈関西国際空港1階 南到着口〉にてお待ちいただきますようお願いいたします。
帰国に際してお迎えに来られる保護者の方は、以下をご覧ください。
研修生は8月8日(火)の朝にクライストチャーチを発ち、日本に向かいます。
フライトスケジュールは以下の通りです。時間はすべて現地時間となっております。
8月8日(火)
10:50 クライストチャーチ国際空港発(SQ298便)
17:40 シンガポール空港到着・入国・市内見学開始
22:00 シンガポール出国
8月9日(水)
01:25 シンガポール空港発(SQ618便)
09:05 関西国際空港着
10:00 解団式
※上記の時間は、 着陸予定時刻です。
その後、入国手続きなどを経て、到着ロビーにて解散します。
もし確認されたい場合は「関空発着案内電話」(072-455-2500)をご利用ください。
帰国に際してお迎えに来られる保護者の方は〈関西国際空港1階 南到着口〉にてお待ちいただきますようお願いいたします。
2017年8月6日日曜日
8月6日(日)21日目 コワイ・ブッシュで自然体験
さて、いよいよクライマックスとなりました。
SCC研修21日目。今日で3週間が経ちました。
まさかこんなに日が早く経つとは、思っていませんでしたね。
研修生たちは、今はパッキングに、部屋や公共場所(シャワー室・トイレ・キッチン)の掃除をして忙しく過ごしています。
明日は帰国準備も含めたフリータイムの日なので、お土産を買う時間に当てたい研修生が多いようです…。早めに準備をするのはいい心がけですね。
今日はSCCから内陸部に車で約1時間ほど走ったところにある、コワイ・ブッシュにて自然体験をして来ました。
朝はアディルさんの車に乗せてもらい、
いざ
kowai bush コワイブッシュへ!!!
リカトンフリーマーケットに行くときに通った道を通り、片道約55分かけてコワイブッシュへと向かいます。
道中沢山の農場が道の左右両方にみられ、数えきれない羊、牛を見ました。
クライストチャーチの街を出ると、まるで風景が変わりました。
天気は快晴です。
途中山道を登っていき、着きました。
rubicon valleyです。
クリスさんが出迎えてくれました。
大きくて強そうな男性です。
まずは乗馬体験をしました。
馬に乗るのも一苦労。
それぞれが乗る馬の名前を教えてもらいました。
サムソン、タイソン、メンフィス、フロッフィー、リードです。
束の間の相棒です。クリスさんは馬の名前で全て指示を出します。
相棒の名前でみなさん判断して馬に指示をだします。
みなさん、きっと本格的な乗馬は初めて。
ドキドキ怖がりながら乗ります。
クリスさんから手綱の掴み方を教わり、すぐ出発しました。
自分でコントロールして、前の馬にしっかりついていかなくてはいけません。
こんなに自分に任されるとは思っていませんでした。
手綱をおそるおそる引くと、きちんと指示通りに曲がってくれました。
最初は本当に緊張していましたが、慣れていくと心地よいものです。
ついつい眠くなってしまった研修生もいたそうです。
空気が澄んでいて、雪で白く光る山がそびえ立っている景色を見ながらの乗馬は気持ちが良かったです。
「あなたの毛並みは黒色だね、私の髪の色も黒だよ。」と話しかけながら乗馬を楽しむ研修生もいたのだそうで、話しかけると馬が反応してくれて、あれ心が通じているのかなと思ったそうです。
途中、突然突風が吹き、びっくりしてしまって、馬が走り出すというハプニングもありました。
研修生もびっくりしてパニックになったそうですが、手綱をしっかりと持って馬を止めることができました。
よくやりましたね。
みんな帰って来て、その様子を沢山話してくれました。
モーニングティーに頂いた、クリスさんの奥さんお手製のクッキーがとても美味しくて大人気でした。
さて、次はジェットボートに行きましょう。
と思ったら突然雲行きが怪しくなって来ました。
あれれ…とたんに雨が激しく降り出します。
強い雨粒が屋根を激しく打ち付ける音が聞こえて来ます。
あんなに快晴だったのに。
予定を変更して一旦屋内で待機し、羊の毛刈りショーを見させてもらいました。
ニュージーランドの畜産業事情を教えてもらいながら、羊をかっていきました。
羊の毛刈りのお仕事は、1匹につき2ドル、1日約600ドルの収入になるんだとか。
羊の毛刈りってそんなに儲かるんですね。
研修生も毛刈りを体験することができました。
刈りたての羊の毛をお土産にもらいました。
手で触ると羊の体温がまだのこっていて、少し油っぽいです。
この油を使ってハンドクリームなどを作っていました。
牧羊犬が羊を追う姿を見学させてもらったり、
アルパカと写真をとったりしました。
羊に手で餌をあげるのは、むしゃむしゃ食べられてこそばかったですね。
お昼ご飯はバーベキューです。
羊肉のハンバーグに牛肉のソーセージ、奥さんお手製のごはん、とっても美味しかったです。ついつい食べ過ぎでしまいました。
しかしデザートは別腹です。
ココナッツがまぶしてあるケーキ「ラミントン」をいただきました。
お腹いっぱいです。
そしていよいよジェットボートです。
お昼を食べているとすっかり天気も回復しました。
山の天気ってこうも変わるのかとびっくりしました。
ライフジャケットと、暖かい装備をつけて
いざワイマカリリ川へ
ワイマカリリとはマオリ語で「冷たい水」だそうです。
冬のワイマカリリ川、さぞ冷たいことでしょう。
インストラクターのポールさんはかなりテンションの高い方で楽しくワイマカリリ川の説明をしてくれ、ボートを360度スピンさせたりしてくれました。
とってもスリリングで沢山叫びました。崖にぶつかりそうにもなりました。(もちろん、ワザとです。)
かなりのスピードに帽子が吹き飛ばされた研修生もいました。
素晴らしい景色を見ながら風を感じ、圧巻でした。
そのスピードを動画で確認してみてください。
みなさん、大満足してコワイブッシュから帰って来ました。
遊び疲れて帰りの車ではみんなが寝ていました。
そして、今日の夕食は雑炊(豚肉・小松菜・卵・生姜入り)を作りました。
果物が食べたいというリクエストで、レモンもたくさん切ってハチミツ漬けにしました。
盛り付けも片付けも最初に比べたら随分手際がよくなりました。
声を掛け合って、役割分担して用意しています。
「いただきます!」
明日は、朝から昼までは帰国準備を含めたフリータイムで、夕方には修了式を行います。
修了式にはヴィラマリア高校のトニー先生、ニコラ先生も来てくださる予定です。
帰国に向けて、研修生には「よく寝て体力温存するように!」教員から伝えました。
今日のミーティングでの、研修生のコメントを最後にシェアします。
「乗馬は楽しかったです。ご飯が本当においしくて、羊のクリームをプレゼントにもらえて嬉しかったです」
「羊の毛がりとジェットボートが楽しかったです。夕ご飯も美味しかったです、はちみつレモンにはまりそうです」
「乗馬の後に天候が悪くなって大雨が降ったときは、ジェットボートができなくなると思って悲しかったのですが、その後すぐに晴れてよかったです。ジェットボートはつけている帽子が邪魔だと思ってとったら、髪の毛が風で暴れてすごいことになりました(笑)。明日はお土産を買いに行きたいので、今日はパッキングがんばります」
「私の乗っている馬は反抗的で、勝手に動くときもあってびっくりしました。お昼ごはんがすごく美味しかったです。ジェットボートは面白かったですが、途中でトイレに行きたくなって大変でした(笑)」
→この研修生は、ジェットボートから降りたあと、走ってトイレに行きました…。
ニュージーランドならではの美しい自然と、食べ物を満喫した1日となりました。
SCC研修21日目。今日で3週間が経ちました。
まさかこんなに日が早く経つとは、思っていませんでしたね。
研修生たちは、今はパッキングに、部屋や公共場所(シャワー室・トイレ・キッチン)の掃除をして忙しく過ごしています。
明日は帰国準備も含めたフリータイムの日なので、お土産を買う時間に当てたい研修生が多いようです…。早めに準備をするのはいい心がけですね。
今日はSCCから内陸部に車で約1時間ほど走ったところにある、コワイ・ブッシュにて自然体験をして来ました。
朝はアディルさんの車に乗せてもらい、
いざ
kowai bush コワイブッシュへ!!!
リカトンフリーマーケットに行くときに通った道を通り、片道約55分かけてコワイブッシュへと向かいます。
道中沢山の農場が道の左右両方にみられ、数えきれない羊、牛を見ました。
クライストチャーチの街を出ると、まるで風景が変わりました。
天気は快晴です。
途中山道を登っていき、着きました。
rubicon valleyです。
クリスさんが出迎えてくれました。
大きくて強そうな男性です。
まずは乗馬体験をしました。
馬に乗るのも一苦労。
それぞれが乗る馬の名前を教えてもらいました。
サムソン、タイソン、メンフィス、フロッフィー、リードです。
束の間の相棒です。クリスさんは馬の名前で全て指示を出します。
相棒の名前でみなさん判断して馬に指示をだします。
みなさん、きっと本格的な乗馬は初めて。
ドキドキ怖がりながら乗ります。
クリスさんから手綱の掴み方を教わり、すぐ出発しました。
自分でコントロールして、前の馬にしっかりついていかなくてはいけません。
こんなに自分に任されるとは思っていませんでした。
手綱をおそるおそる引くと、きちんと指示通りに曲がってくれました。
最初は本当に緊張していましたが、慣れていくと心地よいものです。
ついつい眠くなってしまった研修生もいたそうです。
空気が澄んでいて、雪で白く光る山がそびえ立っている景色を見ながらの乗馬は気持ちが良かったです。
「あなたの毛並みは黒色だね、私の髪の色も黒だよ。」と話しかけながら乗馬を楽しむ研修生もいたのだそうで、話しかけると馬が反応してくれて、あれ心が通じているのかなと思ったそうです。
途中、突然突風が吹き、びっくりしてしまって、馬が走り出すというハプニングもありました。
研修生もびっくりしてパニックになったそうですが、手綱をしっかりと持って馬を止めることができました。
よくやりましたね。
みんな帰って来て、その様子を沢山話してくれました。
モーニングティーに頂いた、クリスさんの奥さんお手製のクッキーがとても美味しくて大人気でした。
さて、次はジェットボートに行きましょう。
と思ったら突然雲行きが怪しくなって来ました。
あれれ…とたんに雨が激しく降り出します。
強い雨粒が屋根を激しく打ち付ける音が聞こえて来ます。
あんなに快晴だったのに。
予定を変更して一旦屋内で待機し、羊の毛刈りショーを見させてもらいました。
ニュージーランドの畜産業事情を教えてもらいながら、羊をかっていきました。
羊の毛刈りのお仕事は、1匹につき2ドル、1日約600ドルの収入になるんだとか。
羊の毛刈りってそんなに儲かるんですね。
研修生も毛刈りを体験することができました。
刈りたての羊の毛をお土産にもらいました。
手で触ると羊の体温がまだのこっていて、少し油っぽいです。
この油を使ってハンドクリームなどを作っていました。
牧羊犬が羊を追う姿を見学させてもらったり、
アルパカと写真をとったりしました。
羊に手で餌をあげるのは、むしゃむしゃ食べられてこそばかったですね。
お昼ご飯はバーベキューです。
羊肉のハンバーグに牛肉のソーセージ、奥さんお手製のごはん、とっても美味しかったです。ついつい食べ過ぎでしまいました。
しかしデザートは別腹です。
ココナッツがまぶしてあるケーキ「ラミントン」をいただきました。
お腹いっぱいです。
そしていよいよジェットボートです。
お昼を食べているとすっかり天気も回復しました。
山の天気ってこうも変わるのかとびっくりしました。
ライフジャケットと、暖かい装備をつけて
いざワイマカリリ川へ
ワイマカリリとはマオリ語で「冷たい水」だそうです。
冬のワイマカリリ川、さぞ冷たいことでしょう。
インストラクターのポールさんはかなりテンションの高い方で楽しくワイマカリリ川の説明をしてくれ、ボートを360度スピンさせたりしてくれました。
とってもスリリングで沢山叫びました。崖にぶつかりそうにもなりました。(もちろん、ワザとです。)
かなりのスピードに帽子が吹き飛ばされた研修生もいました。
素晴らしい景色を見ながら風を感じ、圧巻でした。
そのスピードを動画で確認してみてください。
みなさん、大満足してコワイブッシュから帰って来ました。
遊び疲れて帰りの車ではみんなが寝ていました。
そして、今日の夕食は雑炊(豚肉・小松菜・卵・生姜入り)を作りました。
果物が食べたいというリクエストで、レモンもたくさん切ってハチミツ漬けにしました。
盛り付けも片付けも最初に比べたら随分手際がよくなりました。
声を掛け合って、役割分担して用意しています。
「いただきます!」
明日は、朝から昼までは帰国準備を含めたフリータイムで、夕方には修了式を行います。
修了式にはヴィラマリア高校のトニー先生、ニコラ先生も来てくださる予定です。
帰国に向けて、研修生には「よく寝て体力温存するように!」教員から伝えました。
今日のミーティングでの、研修生のコメントを最後にシェアします。
「乗馬は楽しかったです。ご飯が本当においしくて、羊のクリームをプレゼントにもらえて嬉しかったです」
「羊の毛がりとジェットボートが楽しかったです。夕ご飯も美味しかったです、はちみつレモンにはまりそうです」
「乗馬の後に天候が悪くなって大雨が降ったときは、ジェットボートができなくなると思って悲しかったのですが、その後すぐに晴れてよかったです。ジェットボートはつけている帽子が邪魔だと思ってとったら、髪の毛が風で暴れてすごいことになりました(笑)。明日はお土産を買いに行きたいので、今日はパッキングがんばります」
「私の乗っている馬は反抗的で、勝手に動くときもあってびっくりしました。お昼ごはんがすごく美味しかったです。ジェットボートは面白かったですが、途中でトイレに行きたくなって大変でした(笑)」
→この研修生は、ジェットボートから降りたあと、走ってトイレに行きました…。
ニュージーランドならではの美しい自然と、食べ物を満喫した1日となりました。
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