2017年7月19日水曜日

7月19日(水)3日目 ウィローバンク野生動物公園

今日はウィローバンク野生動物公園に行きました。

前日にニコラ先生が9時15分に来てくれると言っていたので、外に出てみるとみんなの姿がない…。
あれれ?と談話室を覗いてみるとなんと味噌スープを飲んでいました。
「どうしたの?」と聞くとなんと9時50分と勘違いしていたことが判明しました。
なるほど、15分(fifteen) 50分(fifty) 耳だけで聴き取るのって本当に難しいですよね。
実体験として得るからこそ、みんな次からはもう間違えないぞと耳が鍛えられます。

公園に行く前に、ニコラ先生が外食の注文の仕方を教えてくれました。


「コーラを注文するとして、どんな風に言えばいい?」とニコラ先生がみんなに聞いています。
朝から明るく、みんなを和ませてくれるニコラ先生です。

公園前の看板で集合写真を撮りました。
今日もみんな元気です!


公園内では、最初に国鳥のキーウィを見に行きました。
夜行性で臆病な性格の鳥であることから、暗い室内で飼育されていました。
ニコラ先生の事前注意通り、みなさん話さず静かにじっくり、真近でキーウィを見ることができました。
思った以上の大きさの鳥であること、鳴き声が面白いこと、素早く走ることにみなさん驚いていました。

ニュージーランドは「鳥の楽園」と言われるほど、多様な鳥たちが生息しています。
ニュージーランドの鳥類のうち、約8割がほかのどの国にもいない固有種とされています。
ほとんどの鳥がニュージーランドにしかいません。
研修生のみなさんは、動物園内にいる、珍しいたくさんの鳥たちの写真を撮り、見ながら楽しんでいました。

鳥たちだけでなく、この公園には様々な動物たちを見たり、触れたり、餌をあげたりすることができます。



なんと、ウナギの餌やりまでありました。
ウナギは肉食なので、生肉が餌です。
大きな口を開けるので、恐々あげています…。

動物の他にも、ニュージーランドに昔から住んでいるマオリ族の集落も公園内に作られていました。


集落の家の中は生活感があふれており、みんな面白がっていました。

動物たちを堪能した後は、園内で昼食を食べました。
朝、ニコラ先生に教えてもらったことを生かし、みなさん自分が欲しいものを英語で注文することができました。

食べ物が運ばれてくる際、次々と違うものが運ばれてきて、ヒヤヒヤしたシーンもありましたが、みんなレシートを見直すと、ちゃんと注文できていました。


昼食の後は、シャトルバスを運転してくれたファイさんオススメのスポット、モナベール庭園を散歩してきました。







川に沿って庭園が広がり、美しい川と鳥たちが楽しめる庭園です。
中にはバラ園もあって、結婚披露宴の会場になる程、美しい庭です。
研修生はここでもたくさん写真を撮って、ニュージーランドの自然を満喫できました。

今日の夕食も大学のカフェテリアです。
昨日の注文で配られた料理が多すぎたこともあり、今日は注文の際に "Just a little"(ほんの少し)という表現を使っていました。
どんどん使える語彙が増えてきていますね。



こちらが今日の夕食です。


そして、本日の夜のミーティングの様子です。



今日どんなことがあったか、どんな気づきがあったか、一人ひとり振り返って話しました。

「(現地の方が)話している姿を見て、聞いて、どんなことを話しているのかわかるようになった」

「キーウィは思っていたよりも大きくて、足が速かった」

「15(fifteen)と50(fifty)の聞き取りが、意外と難しい」

いろんな思い出ができた1日になったようです。

では、本日より研修生のコメントを紹介させていただきます。

「今日は鳥を見に行きました。怖かったです。
 スーパーマーケットにかなり歩いて行きました。広かったです。
 でも楽しかったので長く感じませんでした。
 明日も頑張りましょう!」(H.T.)