2日間にわたる大雨がようやくやみ、クライストチャーチ市内観光をしました。
市内バスを使って街の中心部まで移動しました。まずリカトンモールまでの行き方をニコラ先生が教えてくれました。そこから市内へ向かうバスへ乗り換えます。
バスの待合室で待っているところです。
クライストチャーチ中心部に到着。
カンタベリー州、創立150周年を記念して、建てられた聖杯が迎えてくれました。
そこには、2011年の震災で、被害を受けた大聖堂がそのままの形で残っています。
研修生の「地震があったのはいつですか?」「なぜ今も壊れたままなのですか?」という質問に、ニコラ先生が答えてくれました。
2011年の震災で壊れて以来、再建・修復するか、取り壊して新しいものを作るかで未だに意見が割れているとのこと。
街には、震災で落ち込んだ人々の心を明るくしようと、いろんなStreet Artがあります。
Street Artの他にも、人々を楽しませる面白いものがいっぱいあります。
なんだか、まるで美術の教科書の中に入り込んだようですね。
市内の観光ができるトラム(路面電車)も町の中を走っています。
街中で特に面白かったのが、洗濯機に2ドルコインを入れてipod, iphoneとつなげて、音楽を流してダンスができるスペースがありました。
実際に2ドルコインをいれてみると、電気がつき、iphoneをつなぐと、音楽が流れました。
上にはスピーカーとライト、小さなミラーボールもあり、まるでダンスフロアです(笑)
ダンス経験者が多い今回の参加メンバー、みんなで音楽に合わせて踊ってみました。
そしてお昼飯は、リスタートモールへ!
たくさんのお土産屋さんと、いろんな国の屋台がありました。
ここで何人かの研修生が屋台のホットドックを食べたいけれど、何やら名前が違って読めず、教員に質問する場面がありました。
メニューの看板には"Mild Bratwurst"と書かれていました。
ブラートヴルスト(Bratwurst)ドイツのソーセージのことでした。
発音を教えてもらった後は、自分で注文することができました。
お腹いっぱいになったら、近くのエイボン川で記念撮影。
雨が止んで川の水位は昨日よりも低くなっていましたが、ニコラ先生によるとそれでもまだ高いとのこと。
そして、みんなが楽しみにしていたカンタベリー博物館へ歩いて行きました。
最高の天気の中、街中を歩くことができました。大学が現在の場所へと移る前の建物が複数残っており、美しい建築物に囲まれています。
こちらがカンタベリー博物館です。
入場は無料なのが嬉しいですね。
みなさん、マオリ文化の展示は特に、興味津々で眺めていました。
マオリ族は木を削って人形や箱などを作る習慣があり、古くから残っている貴重なものがたくさんありました。
こちらの2つの毛皮の衣、なんと左側はキウイ、右側は犬の毛でできたものです。
研修生たちも驚きながら見ていました。
クライストチャーチは"Garden City"と呼ばれるほど、美しい庭がたくさんある街です。
今日は昨日と一昨日とは違い、快晴でしたので最高の景色でした。
そして、博物館で解散してから、リスタートモールに戻って集合にしました。
集合時間5分前に教員が集合場所に着いたら…
なんと全員集合して待っているではありませんか!
How fantastic you are! みなさん優秀ですね。
(写真を撮った時は逆光で、みんな眩しそうです)
帰りは、行きとは逆で、どうやったらバスで寮まで帰れるかを学びながら帰ります。
ニュージーランドのバスには車内に案内がないので不慣れな土地でバスを利用するのは大変です。
カンタベリー大学の看板を確認してボタンを押してバスを降ります。
今回はニコラ先生が丁寧に教えてくれましたが、次はもしかしたら自分たちだけでバスに乗るかもしれませんね。ちゃんと目的地について帰ってこれるのか、、緊張しますね。
土日は大学のカフェテリアが空いていないので、今日も一緒にご飯を作りました。
今夜はHinokiでスパゲティを作りました。
お湯を沸かして、2つのコンロで10人分のパスタを茹でています。
ソースは2種類作りました。
手前がミートソース、後ろがカルボナーラです。
他の人が作っている中、手が空いたメンバーは早速、不要なまな板を洗ってくれました。
みなさん、時間の使い方が賢くなってきています。
協力し合う姿勢も素晴らしい。
ソースができてきました。
全員分、冷めないように盛り付けて…
自分の好みのソースを選んでかけます。
みんなで美味しくいただきました。
夜のミーティングの様子です。
今日で研修7日目を迎えたので、本日の感想に加え、1週間経って今はどんな気持ちか、1人ひとり話してもらいました。
「ストリートアートが見れて良かったです。リスタートモールで買ったたこ焼きが、焼いていなくて揚げていたのがびっくりです」
「今日はいっぱい歩いて疲れました。空がきれいな街で、建物が低いのが興味深かったです」
「バスの中で現地の女の子に年を聞いたら、『5歳』と答えてくれて嬉しかったです」
「博物館でマオリの衣食住を表す展示がとてもリアルで、動き出しそうでした。展示を見て、歴史を感じて勉強になりました」
「1週間経って、最初は英語で話しかけられてテンパっていたのが、今は落ち着いて聞くことができています」
「博物館の雰囲気が少し日本と違って変だなぁって思ったけれど、そこが好き。1週間すごく楽しくて、早かったです」
「みんなで作ったカルボナーラ美味しかったです。充実した1週間でしたが、英語があまり成長していないと思ったので、あと2週間頑張ります」
では、本日の研修生のコメントです。
「今日でもう1週間経ちました。信じられないほど時が経つのを早く感じます。
すでにニュージランドから帰りたくないという気持ちになっています。
でも、1日1日を大切に頑張っていきたいし、多くの人と関わって、
関わることで得られることを精一杯吸収して帰れたら良いなと思っています。
今日はリスタートモールに行って、どんな街だろうかと思っていましたが、
とても綺麗なところで感動しました。
今日はお昼にホットドッグしか食べなかったのでお腹が空きました。
みんなで作ったスパゲッティー美味しかったです。
わからなかった英語も少しずつわかるようになってきたので、
もっとここにいたいです。」(S.K.)