2017年7月28日金曜日

7月28日(金)12日目 VMC3日目(日本語の授業で恋ダンス)・フィッシュ&チップスナイト

今日の朝ごはんは白ご飯でした。
みんな嬉しくて、嬉しくて、おかずに炒めた
ベーコンとほうれん草がすぐ売り切れて
慌ててもう少し作りました。
みんなしっかり朝ごはん食べて今日も頑張りましょうね!

登校3日目。
昨日に続いてクライストチャーチは大雨です。
昨日よりも風が冷たく、寒いです。
学校の近くまで行くと、丁度予鈴が鳴り慌てて校内に駆け込みました。

今日は1時間目から日本語の授業です。
昨日の復習をプリントなしで取り組みました。



「理科がすきです。」と研修生が言うと、ヴィラマリアの生徒が「私も。」と答えてくれていました。
何度も何度も話す相手を代えては、繰り返し会話の練習をします。



日本語教師のサラ先生が授業を進めながら、
どのように授業をしているかを話してくれました。
「少し前までは、文法を中心に教えていましたが、今はとにかく話させ、練習させて、喋れるようになるように授業をしています。会話させることは、すなわち質問をつくる練習にもなるし、答える練習にもなります。
話すことで、言語に慣れさせ、細かな文法や状況に応じて言葉を使い分けられるようになります。」

会話練習と会話練習の合間に
ラジオ体操を挟んでくれました。
前にまげたり、体を大きく回すたびにヴィラマリアの生徒たちが「Ahhh" (あ"〜)」と小さな悲鳴をあげてました。
画面に映るお手本の方の体が柔らかすぎたんですかね?




すると、今度はヴィラマリアの生徒たちから
ニュージーランドバージョンは?とのリクエストの声があがり、"JUMP JAM"というエクササイズを一緒にやってみました。
みなさん、小学校や中学校でやっていたそうです。
ボクササイズのような、エアロビクスのような、
跳ねる動きで激しかったです。
これは若くないとできないですね。




その次はヴィラマリアと園田学園の校則の違いについてディスカッションしました。






















「〜してはいけませんか。」
「ピアスをあけてはいけませんか。」
「〜しても良いですか。」
「授業中に水を飲んでも良いですか。」
それぞれの学校でしても良いこと悪いことを教えあっています。共通していたのは、「化粧をしてきてはいけません。」くらいだったかな。身近なテーマだからこそ、沢山の違いがあること
に驚きます。






それから、日本語でかかれた長文を英語に訳すという難しい活動に移りました。私たちが英語の長文を訳す時と同じように、時制や「〜すぎて」などの表現にはよく注意しなければなりません。



この活動もグループにわかれて行い、少しずつ訳してはサラ先生のところに添削してもらいに生徒がプリントを持ってきます。サラ先生大忙しです。



生徒たちもみんなで上手く協力し合って、英語と日本語を使ってどんどん文を完成させていきます。関わり方がどんどん自然になっていき、会話を通じての笑顔が増えていっています。



そして、嬉しい瞬間がやってきた研修生もいました。
明日誕生日を迎える研修生のために、クラスみんなが日本語と英語でバースディソングを歌ってくれました!素敵ですね。


ホールに移って、恋ダンスの練習をしました。
グループに分かれて、研修生がヴィラマリアの生徒たちに恋ダンスを教えています。メロディを歌いながらリズムをとって、みなさん上手です。




"Like this" (こんなふうに)という言葉も色んなところから聞こえてきました。
バディに教えてもらう時に沢山聞いて、身についたのかな?







教えてあげたお返しに、アイリッシュダンスを披露してくれた生徒さんもいました。すごい。みなさんスポーツもできるし、才能に溢れています。きっと、1時間目にみんなで見たjamp jamでしょうか、エクササイズのようなダンスも教えてもらっていました。









ここで、我らが団長がみんなに声をかけました。みんなが静かに聞く中
"Please join us, next Tuesday assembly"
「今度の火曜日の全校集会に私たちと一緒に踊ってください。」と勇気を振り絞って言ってくれました。

 


すると、元気の良い子たちが大きい声で"Okay!"と身振り手振り付きで答えてくれました。
ヴィラマリアの生徒たちも乗り気です。火曜日までにみんなでもっと練習しないといけませんね。

そんな光景をみて、サラ先生と教員2人はじ〜んときてました。国際交流ってなんて素晴らしいんでしょうか。

今日研修生が自発的に手紙を英語でバディに書いて渡していました。内容はそれぞれが頑張って思い思いの感謝の気持ちを述べたものでした。

「いつも親切にしてくれてありがとう。
あなたといれて嬉しいよ。
あなたの日本語は上手です。」
などなど、

もちろん文法的なミスはあります。
手紙を受け取ったバディは一生懸命意味を推測してくれて、とても喜んでくれました。中には「私も書くね」と言ってくれた子もいます。
頑張って書いてよかったね!

今日下校する頃には、既に来週ピザのパーティにバディを招待している研修生もいました。「この日は空けといてね。」と英語で言えたのだそうです。すごい!
バディも喜んでくれました。来てくれるといいですね。




そして、今日の夜はフィッシュ&チップスナイトでした。
ニュージランド名物、フィッシュ&チップスを食べます。
ニコラ先生、ヘンク先生が来てくださいました。



さらに、ニコラ先生・ドレイン先生のお子さん2人(左手2人)、ヘンク先生のお子さん2人(右手2人)もきてくれました。とっても元気がよい4人の男の子です(笑)
この4人の男の子は園田からくる研修生が大好きだそうで、よく研修生に英語で話しかけてくれました。



全員で「いただきます!」





ニコラ先生の息子さんから、「今からショーするから、ジャッジ(判定)してくれる?」と研修生にお願いがありました。研修生たちはびっくりしながらも"OK!"



そして食事後、なんとヘンク先生一家の生演奏を聴くことができました。



親子3人で「聖者の行進」を披露!みんなで手拍子して聴きました。



2曲目はペアになってダンスしながら!
ヘンク先生一家は4曲披露してくれ、ヘンク先生の息子さんは曲が終わるごとに全員に評価をききに来ました。全員揃って"Good!"と親指をあげました。



演奏が終わったら、ヘンク先生の子どもたちが習っている算数の問題を4人の研修生に出し、突如"Math Competition"(数学の大会)を開催し始めました(笑)
仕切るのはヘンク先生の長男です。 全て採点してくれました。



2の16乗に、ルート5の3乗…
小学生が習っているとは思えない内容に研修生4人も「うーん」と頭を悩ませていました。なかなか賢い子たちです。



今日もまた、楽しみながら英語を学ぶ、盛りだくさんの1日でした。

では、本日の研修生のコメントです。

「今日はバディのE-メールアドレスを教えてもらうことがやっとできました!
 今日は少したくさん話せたかな?
 夜ご飯のフィッシュアンドチップスは、少し脂っぽくてしんどかったです。
 ヘンク先生の子供もニコラ先生の子供も元気すぎてびっくりしました!」(A.E.)