2017年7月24日月曜日

7月24日(月)8日目 地理の授業・マウントキャベンディッシュ

今日はジョディ先生のマオリについての授業に続いて、2回目の授業の日です。
ニュージーランドの地理について教えてくれる、ヘンク先生の登場です。



日本とニュージーランドを比較して、

面積はどちらが大きいか?
人口はどちらが多いか?
季節はどう違うか?
などなど

時折日本語も交えて、様々なことを教えてくださいました。赤道(=equator)や緯度(=latitude)など地理の授業らしい単語が出てきて、研修生は慣れない単語に一瞬困惑しますが、ヘンク先生のヒントを頼りに「そうか」と自分なりに解釈し理解していました。





クライストチャーチは南緯43度、札幌は北緯43度です。
しかし、冬のクライストチャーチはあまり雪や雨が降りませんし、昼間は気温が高くなる時もあります。一方で、札幌ではたくさん雪が降ります。
同じ緯度なのに、なぜ気候が違うのでしょうか?

答えは、ニュージーランド周辺は海であり、海が熱をためて寒暖の差を抑えているので、あまり雪が降りません。一方で日本は大陸が近くにあるので、寒さが厳しい気候となっています。



中でも特に盛り上がったのが、こちらのリストです。
日本とニュージーランド、それぞれどんなものが作られているかについてのチェック項目です。



日本ではどんなものが作られているか、
ニュージーランドでは何が作られているか、
予想してチェックを入れていきます。





上のチェック項目の答えは、研修生が日本に帰ってきた時にぜひ聞いて見てくださいね。
ちなみに、ニュージーランドでは味噌とワサビも作っているそうです。日本だけではなかったのですね。ワサビが作れるなんて、水道水が美味しいわけですね。





下の写真は、ニュージーランドの「富士山」こと、タラナキ山です。
映画「ラスト・サムライ」の撮影地にもなりました。
ニュージーランドの自然の豊かさを感じさせる1枚です。



ニュージーランドの自然についてたくさん学んだ私たちは、実際に山に登ってみました!
シャトルバスで、マウントキャベンディッシュへ向かいました。
ヘンク先生も一緒に来てくださいました。



ゴンドラに4人1組で乗りました。
1列になって順番を待って…



乗り込みます!



ゴンドラの中はいい眺めです。



頂上に着いたら…

 

記念撮影!

 

最高の見晴らしで、みんなでたくさん写真を撮りました。
ヘンク先生は、この山はいつも違う景色が見られるから何度きても飽きない、と言っていました。



ヘンク先生によると「山がこれだけ緑色なのは珍しい」とのこと。
普段は茶色だそうなんですが、 ここ最近の大雨の影響で芝生の色が青々しているのだとか。



写真の後ろの方に美しい雪に覆われた山が見えますね。
雨が沢山降ったことで雪も新しいものに変わって、より白く光り輝いていました。
大自然の中で深呼吸すると澄んだ空気でみたされます。
 
そんなヘンク先生、研修生に大人気です。







研修生の中には、頂上でなんと70枚くらい写真を撮った人もいます。



たくさん写真を撮った後は、展望台でお昼ごはん。
注文の際、これまでになくスムーズに進み、みなさん英語が上達しているのがわかりました。テーブルの上に様々なものが並べられているのがその証拠です。
あまりにも美味しくて食べ過ぎてしまった研修生も。



その後は、ニュージーランドの歴史がわかるアトラクション、タイムトンネルに乗りました。





例年、山頂から降りるときは徒歩で1時間かけて降りているのですが、今回は、ここ数日の大雨で足場が悪いため、ゴンドラで降りました。





その後、SCCに戻って少し休憩したら、ヴィラマリア高校初日で全校生徒に披露する、恋ダンスの練習をしました。
今回は3グループに分かれて、パソコンとipadを見ながら練習。



グループで教えあいながら練習したのち、最後に全員で合わせてみました。
速くて難しいところもあるこのダンスですが、だんだん様になってきています。





1時間ひたすら踊った後は、大学のカフェテリアで夕食の後、ミーティングを行いました。ミーティングまでの時間、少し間が空いたので、Keyaki1階のCommon Room(公共ラウンジ)でビリヤードをしている研修生たちをパシャリ。





みなさん、だいぶん遊んでみたからか、ビリヤードにかなり慣れています。
ビリヤード台の隣の卓球台でも、ときどき研修生たちは遊んでいます。

本日のミーティングの様子です。



「ヘンク先生の授業、面白かったです。地理が好きなので楽しかったです」

「高所恐怖症で、ゴンドラは降りるとき怖かったですが、眺めがとてもキレイでした」

「この頃、暑く感じるときがあります、環境に慣れてきたのだと思います」

「授業はあまりわからないところもあったけど、山に登れて楽しかったです」

「ゴンドラが楽しかったです、ヘンク先生とたくさんお話できました」

ニュージーランドの自然と歴史をたくさん学んだ1日となりましたね。

では、本日の研修生のコメントです。

「今日の朝は朝ごはんの時間が久しぶりに早い設定で、
 なかなか起きてこれなかった人が多かったです。自分もギリギリに起きました。
 まだ慣れていない環境で朝早く起きることや、全て英語を使うということに
 みんな疲れているように思います。それでもみんな毎日元気ということが一番凄いです。
 ホームシックにもなっていますが、今はニュージーランドで学べることを
 しっかりと吸収していきたいです。ヘンク先生と色んな会話が出来たのが楽しかったし、
 自分の英語が通じたのが一番嬉しかったです。
 そして自分は星が大好きなので、いつも夜が楽しみです。」(N.I.)